レビューなんかで線の細い声と評されるジークフリート、初見ではミケーレに比べると確かにライブではクレモンティーヌのドスの利いた声に負けてる気がするし、立ち振る舞いと声に滲み出る貴族的な行儀良さが一歩下がったかんじというか、クレモンティーヌとの掛け合いがお嬢様と騎士団長みたいだな、と思ってたんですけど、これを見てイメージが変わりました。
曲が始まる前の手を繋いで回ってるとこと、歌うパートを忘れたクレモンティーヌを振り返るとこ~~~!お転婆な妹を見守るお兄ちゃんかな???
I hear your words my dear
Inside I share this deepest fear
But we know there will dawn a darker morning
ここでジークに寄りかかるクレモンティーヌ、ミケーレの時と別人じゃんね。
my dearが微塵も恋人という響きにならないの凄い。
ミケーレだとこうなるんよ…。
流れるような動作でマイクを持ち替えて手を差し出して来るし、突き放されても諦めないし…蹴られとるし…。
お兄ちゃん!妹さんに変な虫がついてますよー!!
そして最終進化がこれ。
事前にマイクは左手に持ち替えて手繋ぎするし、小道具(コンパス)仕込んでるし、クレモンティーヌに突き放されたら縋らずにギターのデューシーに手を差し出すし、最終的には寄りを戻してるし、
As we sail apart
End the dream called Lemuria
これでデューシーを連れて去って行くとか、災害級のタラシが爆誕してる。