待て待て待てイタリア人とブラジル人にサッカーの話題を持ち込むんじゃない!よくここで終われたな…。
ミケーレのVoA加入のいきさつ!!GJ!!それが知りたかった!!!
DragonyとTemperance、VoAとSERENITYでツアーをやったんだけど、ボーカルのジークフリートとベースのハーバートはDragonyとVoA、Temperanceのギターのマルコが今はSERENITYにいて、俺たちは大きなファミリーなんだ。
(早い話が身内の塊。しかしイタリア人がファミリーと言うと不穏でしかない)
ジークフリートはVoAでのパフォーマンスを続けていけないと気付いた。定期的な仕事を持ってる人間に、年間60~90公演もするような俺たちの計画は不可能だから、バンドを続けるか仕事を辞めるかを選ばなくちゃいけなくなった。ツアーのおかげで一緒になる機会があって、彼が俺に聞いて来たんだ。VoAでやってみないか、メンバーは俺の声とかやり方に興味津々なんだ、ってね。
(やっぱり自力で後任探して来たんだ…流石…。ジークは仕事辞められないからね!自分の会社だからね!!2017年のSERENITYのツアーで知り合ったマルコとゲオルグが仲良くなってFALLEN SANCTUARYを結成する土台になってることを考えると、ゲオルグと旧知のジークがゲオルグ経由でミケーレを知った可能性はあるんですけど、なんにしてもジークの人脈とコミュ力すごいな)
俺が加入した時、バンドはバランスが悪かった。すごく速く走るエンジンを持ってるのにチューニングが悪い、8ピースで完全なのに1ピースが欠けているかんじだ。その1ピースが俺だった。バンド内の友好関係も深まって、休暇は一緒に旅行したり、いられる限り一緒にいるようにしてて、15歳の子供に戻ったみたいな雰囲気だよ。
(そりゃあ年に10回くらいのライブしかなくて旧メンバーとボーカル二人では年齢も離れてて、そこにメンバーチェンジだったから、一緒に旅行するような関係にはなってないでしょうよ…。VoAに欠けてたパーツは”バンド内で作曲ができる人材”で、ジークが抜けるってことは作曲できる人がいなくなるって意味だから…いやハーバートも作曲できるはずだし、正直なんでジークが作曲しなかったのかが判らないんですけど、わざわざ結成当時を知ってたフランクに声を掛けたのは、トーマスが求めてた昔みたいな曲は書けないって理解でいい?ジークが書くとGloryMetalになるもんね!!)
恐らくジークがVoAに寄せて作ったら、こういうのになるんですよ。好き。
日本人でよかった…!けどなんでボートラにしたの。世界中に知らしめて欲しかった。
『Wanderers』で俺が作ったのは2曲。加入したばっかりの新人がアルバム1枚全部書く訳にも行かなかったから2曲なんだ。
(不満なんじゃなくて計算ずくで弁えてるのほんと…。ほぼ外注だった『Wanderers』、外注2曲と共作を入れてた『Pirates』を経て次は外注のは入れない宣言してたけどどうなるのかな)
家にいたら炊事洗濯に買い物行って…って生活だけど、ツアー中はそれが用意されてるし、通勤時間のロスもないし運転もしなくていい。現地入りしてサウンドチェックを済ませたら自由時間は多いし、今はどこでもネット接続できる環境があってパソコンがあれば仕事ができるからツアーの合間が一番効率的なんだよ。
(仕事人間の化け物か。でもまぁ確かに効率的ではある…。インスタで”ツアーバスにイタリア人がいるとどうなる?”ってキャプションでキッチンの写真を載せて、”こうなるんだぜ!!(どやぁぁぁぁ)”ってできあがったペンネを映してたけど、たぶん普段から自炊してるジークが見たら野菜とタンパク質が足りないって教育的指導が入ると思う)